タイトルにも記載の通り、ようやく大学を卒業し大学院に進学することができた。
現役の子に比べて遅れること1年半、これで一安心。というのも、私個人として大卒資格は絶対欲しかったので（周りがほぼ大卒なので、なんとなく義務教育感がある）。パニックをこじらせて寝たきりだった5年前や服薬を開始した4年前から考えたら、よくやってきたと思う。精神疾患の治療にもそれなりの進展が見られたし。後悔があるとすれば、いわゆる「学生生活」的なものと無縁であったこと（今だったら入りたい団体もある）と、春のちゃんとした式典（秋卒業&入学の雑さよ…）に出られなかったことだな、と思う。
大学を卒業後、就職や外部の大学院を受験する選択肢もあったのだが、私は内部の大学院進学を選んだ。理由としては
①モラトリアム延長
②先輩に指示されるわけではなく、自分で考えて研究をしたい
③環境変化に弱いので、なるべく慣れた場所で過ごしたい
④理系は6年間いってこそ！という刷り込み（思い込み？）
⑤生きるためのスキル向上
といった感じ。理由からして分かるように、学部時代の成績が良かったわけでもなく、研究に適性があるわけでもなく（たぶん。あったら嬉しいけど）、並々ならぬ情熱やそれを支える体力があるわけでもない、劣等大学院生だ。とはいえ、修士号は「努力賞」と聞いたことがあるので、それが貰える程度には頑張っていこうと思っている。
ここから2年間、私は大学院生として過ごすことになる。院生としてふさわしい人間になれるだろうか、不安しかない。あと、そろそろ就職のことも考えなければ…
